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イベント情報

第74回 金沢百万石まつり

百万石行列

金沢の初夏を彩る風物詩・金沢百万石まつりが、今年も6月6日(金)から6月8日(日)までの日程で開催されます。一番の注目は、6月1日土曜日に行われる絢爛豪華な「百万石行列」。今年は加賀藩祖・前田利家公役に俳優で気象予報士の石原 良純さん、利家公の正室・お松の方役に俳優の北乃 きいさんをお迎えし、城下町・金沢を勇壮かつ華麗に練り歩きます。
また夜には大勢の市民が参加する「百万石踊り流し」で盛り上がります。
ほかにも薪能など多くの催しがあるお祭りを見に、ぜひ金沢へ遊びに来てください!

金沢百万石まつりはどんなお祭り?

加賀百万石の礎を築いた前田利家公の偉業をしのび、利家公を祀る尾山神社で行われていた奉祝行事が元となり、金沢市と金沢商工会議所が中心となって昭和27年に開催した「商工まつり」がその始まりです。その後、少しずつ形を変え、日程も多くの人が参加しやすい週末に変更されて、現在のようなお祭りになりました。

百万石まつりの行事は6月6日の朝に行われる「お水とりの儀式・茶筅供養」、「祈願祭」に始まり、市内の子供たちが参加する「子ども提灯太鼓行列」や、豪華絢爛な時代絵巻「百万石行列」、「百万石踊り流し」、「百万石薪能」(以上、6月7日開催)、「百万石茶会」(7日と8日に開催)などなど、百万石のオンパレードです。

金沢百万石まつり公式サイト

加賀友禅燈ろう流しが3年ぶりに開催

6月6日金曜日には、浅野川(天神橋上流から浅野川大橋の間)で加賀友禅燈ろう流しが開催されます。かつて、浅野川では加賀友禅の職人たちが友禅染の糊や余分な染料を洗い流す「友禅流し」を行っていました。加賀友禅燈ろう流しは、先人を偲び旧盆に行っていた燈ろう流しの習わしが元になっています。今では形を変え、市祭・百万石まつりの前夜祭として広く市民に親しまれています。
加賀友禅の伝統に思いをはせ、豊かな川の恵みに感謝しながら鑑賞したいですね。

百万石行列の見どころは?

まつりのメインイベント、百万石行列の華といえば、人気俳優が扮する利家公とお松の方。その姿を一目みようと毎年多くの人が沿道に詰めかけます。
今年の利家公は石原 良純さん。お松の方は北乃 きいさん。とっても豪華で華やかな行列になること間違いなしです。

百万石行列は、金沢駅前、鼓門の前で行われる出発式(14:00~)から始まります。ぜひガーデンホテル金沢の前の歩道に陣取ってお楽しみください。特に駅前の空気を震わせる太鼓の演奏は、現地で体験すると予想以上の迫力です。

百万石行列出発式

また、音楽パレードや「加賀鳶はしご登り」や「獅子舞行列」、軽快な「大人奴(やっこ)行列」といった伝統芸能、厳かな尾山神社御分霊の渡御、勇壮な武者行列の最後を締めくくる「赤母衣衆(あかほろしゅう)」などなど、見どころ盛りだくさんです。

百万石行列のコースは?

金沢駅鼓門から出発した行列は、武蔵ヶ辻交差点、香林坊交差点、広坂交差点を通って兼六園下から重要文化財の石川門を通って金沢城に入ります。

百万石行列コース紹介

有料観覧席は金沢城の石垣の下あたりに設けられますが、沿道のどこからでも行列は楽しめます。出発して間もない金沢駅前の通りや武蔵ヶ辻交差点の付近、広坂周辺で見るのもいいですね。また金沢城公園内に先回りして行列の到着を待つ方法もあります。この場合、行列が到着する前の15時半以降、一般の方が石川門・橋爪門から城内に入ることはできませんので、その前に移動を済ませておく必要があります。

夜はどんなイベントがあるの?

百万石行列の後も引き続き市内中心部の道路を歩行者天国にして、百万石踊り流しが行われ、多くの市民が参加して「ふれあい音頭いいね金沢」、「金沢ホーヤネ」、「百万石音頭」の3曲を楽しく踊ります。

また、兼六園では夜間開園とライトアップ~初夏の段が開催されます。ライトアップされた夜の兼六園は昼間とはまた違った雰囲気の、幽玄な庭園を散策してお楽しみください。入園無料です。

金沢城公園 三の丸広場では百万石薪能を開催。加賀藩の歴代藩主から愛されてきた加賀宝生の能が演じられます。入場は無料です。かがり火に照らされた幽玄の世界をご堪能ください。

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交通規制について

金沢百万石まつり期間中の交通規制は以下のとおりです。路線バスも う回路を通ったり運休になったりしますので、最新の状況をご確認ください。

北陸鉄道株式会社

第74回 金沢百万石まつり交通規制図

この記事の写真提供:石川県観光連盟

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