金沢くらしの博物館では、企画展「金沢を旅する」を開催中です。(2026年6月6日から8月23日まで)
毎年たくさんの観光客が訪れる街・金沢。今でこそ観光地として知られるようになってきましたが、以前はどうだったのでしょうか。展示では「金沢に泊まる」「増える観光名所」をキーワードに、現在にいたる金沢の「おもてなし」の歴史が紹介されています。
金沢市旅館ホテル協同組合、創立160周年の節目に
金沢に旅籠屋組合ができたのが慶応2年(1866年)。私たち金沢市旅館ホテル協同組合はその旅籠屋組合の流れをくみ、時代に合わせて少しずつ形を変えながら、今年で創立160周年の節目を迎えました。組合の加盟施設には、100年以上続く旅館がいくつもあり、昔の様子を伝えるものが残っていたりします。
今回、160周年の節目にあたり、くらしの博物館の学芸員の方と一緒にそういった旅館を訪問し、これまでお聞きしたことのなかったお話を伺う機会を得ました。(伺った内容は別の記事にまとめる予定です)
展示の見どころは?
企画展「金沢を旅する」には、旅館にゆかりの深い品々や写真などが多数展示されています。組合に加盟する旅館や事務局が所蔵するものも展示していただきました。展示にあたって、学芸員の方が背景などを丁寧に調べてキャプションを付けてくださっています。
旅館で使われていた品々だけでなく、昔のガイドブックや絵葉書(同館の所蔵品など)が多数展示されていますので、「旅」という切り口で金沢の歴史を振り返ることができます。個人的には、かつて旅館があった場所をマッピングした地図と「観光史関連年表」が興味深かったです。
何かテーマを決めて見ていくのもいいと思います。たとえば、
- 有名な観光地の風景は昔から変わった?変わっていない?
- 「近江町市場」や「ひがし茶屋街」が観光地として紹介されるのはいつごろから?
- 昭和の頃、外国人観光客は金沢を訪れていたのか?
昔の金沢を知る人には懐かしく、また、あまり知らない時代の様子は新鮮に映ることでしょう。
展示に協力した旅館
すみよしや旅館、旅館やまむろ、鹿島屋旅館、村田屋旅館、浅田屋旅館、金城樓、山乃尾、深谷温泉 元湯石屋
以上の当組合加盟施設が協力しています。展示を見て興味を持たれた方は、ぜひ泊まってみてください。

金沢くらしの博物館
金沢市飛梅町3-31(紫錦台中学校敷地内)
開館時間:9時30分から17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日(休日の場合はその直後の平日)
https://www.kanazawa-museum.jp/minzoku/
企画展「金沢を旅する」チラシ











